その他
2011年01月01日
2010年11月11日
(そのために午後休をしたわけではない。念のため)
その23話で、卒業間近な軽音部メンバーは、自分たちの足跡を残そうと、いままでの曲を全て演奏し、テープに録音するシーンがある。
観ていて、「あ、これはCDで発売するな」と思ったし、出たら買っちゃうかな、とも思った。
なんでそう感じたのか、自分自身を分析してみると、いろいろおもしいことがわかる。
新しいメディアが出ると、古いメディアは危機感を覚える。
テレビが普及したとき、新聞社はもうつぶれるとか、ラジオはもう使われなくなる、と真しなやかに囁かれたものだ。
しかし実際には現在に至るまで、生き残っているし、ちゃんと棲み分けされている。
iPodの普及とiTune Storeの成功で、CD業界の産業構造自体が崩壊するかとまで言われた。実際に売り上げは落ちているだろう。電子出版の本格普及が始まり、出版業界も大きな危機感を持っているはずだ。
現在は、情報のマイクロ化が進んでいると言われている。
webにおける情報の単位も、ホームページと言われる一連のリンク構造で作られたページの集合から、1ページ単位のブログとなり、いまやtwitterやtumblrなどのマイクロブログひとつひとつが個別の識別子を持っている。
音楽でも、レコードからCDの時代までアルバムという単位で買っていた曲も、iTuneストアで一曲単位で買うのがあたりまえとなった。
本や雑誌も、自分のほしい部分を、ページ単位で変えるようになるだろうといわれている。
こうした、小さな情報単位で購買できることは、利用者にとっては無駄な出資をしなくてすむのでよいことである。
しかし、それでもリアルな本やCDをほしくなることがある。
その部分に、「古いメディア」が生き残る策があると思う。
先日、pythonを勉強しようと、入門書を一冊買った。
ふつうに知識をいれるだけなら、python入門系のサイトは山ほどネットにある。
それでも、ある程度網羅的に体系立って、自分のペースで学ぼうとするとき、ちゃんと編集された本でじっくり読みたい。
そこには信頼であったり、記述者の責任であったり、紙の扱いやすさであったりする。
もちろん、ネット上の情報でも、複数人数でちゃんと編集してある信頼できるページは多い。体系だって、正確に書いてあるページもあるだろう。それを、iPadなりに取り込んで、自由な姿勢と時間に読むことはできる。
だが、信頼できて、自分のレベルにあったコンテンツを探し出し、それをiPadで自由に読むようにするための作業は、そこそこ手間がかかる。
この作業こそがパッケージングであり、お金を出してでも本を買いたくなる動機だ。
『けいおん』の話に戻る。
唯や澪達が、卒業式の前日に、寂しがりながらも元気に収録している風景。そうしてできあがったアルバム。おそらく曲の前後には、はしゃぎ回る彼女たちの台詞が入っているのだろう。
メディアミックスによる効果もさることながら、そういう背景と演出が施されたアルバムは、曲の集合である以上の価値がある。『ふわふわ時間』や『わたしの恋はホッチキス』を一曲づつ買って再生するのとは違う。
古いと言われるメディアは、新しいメディアの出現で、必ず変革を求められる。
そうしなければ淘汰されるから。
しかし、単純な二元論的に、もうこれはいらない、とはならない。
ITによって細かくしたものを大量に扱うことが容易になった。
情報を生み出すクリエータは、いつの時代でも価値を生む側であり注目されるところだ。
一方、大量な情報の海から、意味のある組み合わせを選ぶということ、そして組み合わせ以上の意味を持たせること。
情報だけでなく、手にとる喜びを与えられるものを作ること。
それがパッケージ化であり、その行為にも価値があることだと思う。
- ブログネタ:
- コンピューターあれこれ に参加中!
2010年06月22日
綾波レイとアスカのボディ型ペットボトル。
あまりのものに、笑うしかないが、コカコーラの瓶も女性のプロポーションだったな、とか考える。しかしそれは、wikipediaによると誤り。
2010年05月08日
先月から土日の予定がつまっていて、上映終了間近の今日やっと観に行けた。
お客さんはまばらにしかはいっておらず、いい席で観れたのは良かったが、定番となったミラクルライトで応援するシーンは、ちょっと寂しかった。
前作の『みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』から、キュアパッションと、ハートキャッチプリキュアの2人が追加され、14人から17人になっている。
全員集合の絵では、もう、どれが誰やら。
前作の続編なので、ほとんどのメンバーは友達であり、メンバーの紹介は3人だけで、出会いシーンはずいぶん時間短縮されたようだ。
そして、対象となる視聴者を意識してか、ハートキャッチの2人を中心に、フレッシュの4人がからむ、というシーンが多い。変身シーンも、その6人のみで、他のプリキュアは省略されている。
脇役たちも、画面の端々にチラリと登場し、サービス満点。
敵には、フレッシュ以前の敵幹部が多く出演し、ボスキャラの手下となっている。彼らの会話も、かなりおもしろい。 「カレハーン」(ふたりはプリキュアの敵)が、「カレーパーン」と呼ばれたり。
ところで。
ハートキャッチ以外のプリキュアは、既に本来の敵を倒した後だが、現在進行中のつぼみやえりかが、「他にもこんなにプリキュアがいたなんて!」と知ってしまうのは、これからの戦いにモチベーション低下がおきないだろうか。
私たちがこんなにがんばっているのに、助けに来てよ、と思わないか心配してしまう。
ま、お祭り企画に、そんな無粋なこというなってね。
ストーリーでは。
プリキュアたちはレインボージュエルに向かって進んでいくが、その行く手を阻むために、敵がでてくる。
キュアブロッサムとキュアマリンを先に進ませるため、他のプリキュアたちがそれぞれ相手をしていく。
ハートキャッチの2人だけが、最後のボスキャラに辿りつくものの、史上最弱なプリキュアでは全く歯が立たない。 他のプリキュアたちも、それぞれの敵を倒せず、ぼろぼろになる。 そこへ、みんなのミラクルライトが登場、なのであるが・・・。
残念だったのが、ザコ敵を相手していたプリキュア達が形勢逆転するシーンがなかったこと。 他のプリキュアたちがぼろぼろになったシーンから、ミラクルライトの力で、キュアブロッサムとキュアマリンが立ち上がり、そして颯爽と他のプリキュアが集合するシーンになってしまう。
他のプリキュアたちが、再び力を取り戻すシーンが5秒でも是非ほしかった。そこが爽快感を感じるところだと思うのだけど。
前作よりもキャラの会話やストーリーがよかっただけに、それだけが心残りである。
次回作のオールスターズDXでは、戦闘ではないストーリーなんてどうでしょうかね。
いいかげん、光の玉で力比べをする戦い方に飽きてきたのもあるのですが、キャラの勢ぞろいというお祭りで、キャラどうしの会話やチームを超えた友情を観たい。
プリキュアシリーズは、チームがそろっていないと変身できないとか、技を出せないとか、制約があるので、なかなかチームをばらして行動させることができない。
なので、戦闘ではなく、運動会とか、災害救助とか、プリキュアの力を使いつつも、技に依存しないストーリー展開を希望したい。
どうですか、東映さん・・・本来の視聴者を無視することになっちゃいますかね。
大きなお友達の意見でした。
- ブログネタ:
- 最近見たアニメの感想 に参加中!
2010年04月25日
1990年4月24日に打ち上げられたので、今日で20周年を迎えることになった。
ハッブル望遠鏡のページで、お祝いをやっている。
ハッブルの公式データの一部として、メッセージを保存してくれるらしい。
上記のページで、フォームに入力してもいいし、
メールでは、 msg2hubble@hubblesite.org
Twitterでは、#hst20というハッシュタグをつけて。
せっかくなので、送信しておきましょう。
2010年04月21日
JAXAプレスリリース
トピックス
カプセルの地球再突入は、平成22年6月13日(日)、日本時間23時頃とのこと。
着地場所は、オーストラリア。
軌道修正(TCM:Trajectory Correction Maneuver)は、0から4までの5回を行うとのこと。 現在、0が終わっている。
プレスリリースの図からすると、いまのところ「はやぶさ」は地球から2000万Kmあたりにいるということだろうか。
カプセルの分離は40,000Kmあたりということは、ほぼ静止軌道からの投下になるようですね。
地球上から「はやぶさ」本体とカプセルが、どのような軌道に見えるのかはわかりませんが、オーストラリアに落ちるので、肉眼で観ることはできなさそうかな。
日曜日だし、テレビ中継を期待しましょう。
「はやぶさ」のプラモデルも6月に出るらしい。
ほしいなぁ。
過去記事
「はやぶさ」の帰還はもうすぐはやぶさの動画
がんばれ! 小惑星探査機「はやぶさ」!
- ブログネタ:
- .気になったニュース31 に参加中!
2010年03月14日
科学のタマゴ サイエンストイバージョン『じたばたロボ コロボット』である。
学研のキットであり、本屋さんで売っている。
組み立てはすごく簡単で(というか難しいところはすでに組んである)、プラモ的にボディや手足、頭を付ければ完成である。
子供たちには、シールを貼らせてあげたので、テキトーなところに付いている。
このロボット、二足歩行をいちおうするのであるが、タイトルどおりジタバタと動くので、どっちに向かうかもわからないし、よく転ぶ。
しかし、驚くことに自分でまた立ち上がるのである。
仰向けに転んでも、うつ伏せに転んでも、横にころんでも、とにかく立ち上がる。
これがなんと、たった一つのモータが動力源なのである。
youtubeに動画があったので、是非見てみてください。
これらの動きが、たった一つのマブチモーターの回転運動から生まれている。
しかも、そのモータの回転制御などしておらず、モーターはずっと一定速度で回っているだけ。
その回転運動から、さまざまなギア、カム、クランクで実現しているのである。
さらに、センサーと呼ばれる棒の出っ張りなどで、自分が倒れたか起きているかを判別し、ギアが切り替わり、起き上がるようになっている。
腰の部分のモータと、その周りは以下。
意外とあっさりしていると思うでしょうが、ちょっとした出っ張りや角度が、実によく計算されている。
電源は、単三乾電池2本。
1本づつ、右足と左足に入っており、それがバランサーの役割を持っている。よく考えられている。
いや~びっくり。
値段の割には、すごく楽しめる。子供と科学を感じながら遊ぶにはお薦め。