2009年06月08日

iPhoneでWizardry

ぼくが高校生の頃、なので20数年前。
巷ではRPGといえば、ドラクエ?ファイナルファンタジー?くらいに思われていたころ、パソコンゲーマーの間では、ウルティマ派とウィザードリー派に分かれていた。
ウルティマは、いわゆるフィールド型RPGであり、街から街へ平原、森、砂漠を越えて旅をする。
一方、ウィザードリーは、3Dワイヤーフレームで描かれたダンジョンをひたすらつき進むダンジョン型RPGである。
ダンジョン型RPGは、1つの広大なダンジョンの中をモンスターとの戦闘を繰り返し、キャラクタを成長させていくものであるため、どうしてもストーリー性が弱い。ストーリー志向な日本では、フィールド型RPGのほうが合っていたのだろう。
ドラクエもFFも、広義な意味ではウルティマ型RPGだ。

このウィザードリーは、テーブルトークRPGの起源ともいえるDangion&Dragons(D&D)のコンピュータ版ともいえるほど、キャラクター描写と戦闘ルールがよく似ていた。
そういう意味でD&Dを遊んでいたぼくらは、ウィザードリーにはまっていたのだ。

そして、iPhoneでウィザードリーをクローンしたSorcererが登場した。公式サイトはこちら
しかも無料!
パソコン版のSorcererが無料だからであろう、作者の方には大感謝である。

味もそっけもない線でかかれたダンジョン。
無味乾燥な「xxxは15のダメージを受けた」「xxxは死んだ」などの、機械的なメッセージ。
それでも、必死に経験値を獲得するため、戦闘を続けたくなる魅力がある。
レベルが低い頃のキャラクターは、よく死ぬ。
このゲームでは、セーブポイントからやり直すなどという甘いことはできない。
パーティ6人のキャラクタが全員やられたら、そこで終わりだ。
一人だけ死んでしまっても、その一人を城まで連れて帰り、教会に高いお布施を払って、復活させてもらうしかない。
お布施が払えなければ、「このバチあたりめ!」といわれて、復活させてもらえない。復活させてもらえるまで残りのキャラクターでモンスターを倒し、お金を稼がないといけない。
当然、キャラクタが一人いないと、戦力減で、さらに全滅の可能性が高くなる。

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Sorcerer #1は、Wizardry #1を忠実に再現してあり、地下10階まで続くダンジョンもほぼ同じだ。
マップ自体は異なるようだが、各回に施されているトラップや、役割を持った場所はちゃんとある。
ゲームを進めていくと、「そうだったそうだった」と、思い出が蘇って楽しい。

Wizardryとの違いは、3つ。

ひとつは、キャラクタのバックアップ機能が付与されている。
冒険をはじめて、全滅してしまったら、冒険をはじめる前の状態には戻すことができるような親切機能が付与されている。
これは、当時のWizardryにおいて、キャラクタを保存するフロッピーディスク(ディプリケイトディスクと呼ぶ)を、コピーして保存しておく技があった。
それを再現しているものと思われる。

もうひとつは、呪文。
魔法使いおよび僧侶の呪文が多数出てくるが、Wizardryでは「DIOS」「MAHALIRO」など意味不明の文字列であった。なので、新しい呪文を覚えたら、使ってみるまで効果がわからない。
しかし、ある程度命名規則があり、レベルが上がってくると、この呪文は、こっちの呪文の高度なやつだな、とかわかるようになっていた。
Sorcererでは、「HEAL」「FIRE BALL」と英語表記になっているので親切である。

最後は、マッピング機能。
Wizardryでは、ダンジョンは、各フロアは20マス×20マスの広さがあることがわかっている。そして、進んでいくうちに、さまざまなトラップ等もあり、自分がどこにいるかわからなくなることが多い。
そんなときに、x座標とy座標、いま向いている東西南北がわかる呪文がある。
そうした情報を頼りに、各フロアの地図を、方眼紙に書いていくことで、ダンジョンの地図ができあがる。
Sorcererでは、そのマッピング機能が強化されており、座標を表示するときに、当該フロアで通ってきた部分のみの地図がグラフィックで表示されるのだ。
これは便利。
photo4.jpg
その他、Wizardry時代は、戦闘で死んでしまったときに、ディプリケイトディスクに死んだ情報が書き込まれる前に、ディスクをEJECTしてしまい、書き込みエラーにして、キャラクタが死ぬのを守るという技があったが(それでフロッピーディスクドライブを壊しそうになる)、それもiPhoneのメニューボタンを押すことで再現できる。

現在は、4Fのモンスターアロケーションセンターで全滅しないようになりつつあるところまでレベルが上がったので、これからクラスチェンジをして忍者と侍を育てられるようにしているところである。

 

 



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