2010年04月01日

iphoneユーザーからみたXperia

アキバに用事があったので、ついでに今日ドコモから発売のXperiaに触ってきた。
iphoneユーザのぼくなので、あまり公平にみてはいないと思うが。

スマートフォンということで、iphoneと比べることが多いと思うけど、xperiaはやはりケータイだったな、という印象。

iphoneは携帯として評価するより、ネット端末として見た方がより現実に即しているように、Xperiaはケータイとして比較した方がいいと思う。

i-mode持ってないし、ソフトはこれからいっぱい出てくると思うけど。やっぱりケータイ屋さんが作った機械だよなと思った。

Xperiaはスリープ状態から覚醒させると、デスクトップが現れる。そして画面下から上に指でスワイプすると、iphone的なアプリケーション一覧メニューがでてきてアプリを起動できる。
アプリケーションを終了すると、やはりデスクトップに戻る。
デスクトップにあるアプリケーションショートカットで起動してもいいのだが、それは本筋ではない。

一方、iphoneではスリープ状態から覚醒させると、ロック解除画面が出て、その後アプリケーション一覧メニューがでる。アプリケーションを終了しても一覧メニューに戻るだけだ。
つまりユーザーはアプリケーション選択画面と、アプリケーションの実行中の画面を動くだけだ。
画面遷移としては同じ3枚の画面があるが、その意味付けが違う。
xperiaのデスクトップははたして何のためにあるのか。
これはケータイの待ち受け画面にほかならない。

ケータイを開いてメニューを出しアプリを起動する、その動線から変わっていないのである。
画面下にある三つのボタンも、ケータイから継承したメニューと決定と戻るボタンだ。方向キーがなくなってタッチパネルになったに過ぎない、と見えてしまう。
本体デザインはかっこいいし、タッチパネルも反応よく、アプリの動作も軽快でレスポンスいい。
使って楽しい機械だと思う。
でも、細かな、それこそ重箱の隅をつつくようなことが多々洗練されていない。
ケータイ以上であることは間違いないが、ネット端末としてはケータイに寄っている。
iPhoneのマネをしろといっているのでも、iPhoneが正しいといっているのでも、もちろんない。
せっかく新しいOSで、ハードウェアも一から設計した機械なら、iPhoneとはまた違ったユーザー体験を感じさせてほしかった。それが残念と思う。
そんな印象を受けた。


sylphide_ffr31mr at 17:42コメント(0)トラックバック(0)iPhone | 技術 

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