2012年06月20日
2012年05月21日
日食の撮影には減光フィルタを付けるのが安全である。
小学校が配ってくれた観測フィルタがちょうどいい大きさだったのでレンズに付けてみたのだが、肉眼用のフィルタでは暗すぎた。
危険であるが、だめもとで、直接撮ってみたのがこちら。
なかなか雰囲気でている。
シャッター速度1/8000、絞り22、ISO100というカメラ性能の限界値である。
望遠レンズではなく、28mmの広角で、中心部をトリミングしている。
金環日食で暗くなっていればこその、偶然の産物である。2012年03月10日
2012年01月21日
前回は、ただdotcloud上にファイルを置いただけなので、もう一歩進んで、dotcloudでrubyの実行環境を作る。
自分ひとりが使う動作環境なので、フレームワークは小規模向けのsinatraを使う。
sinatraでhello worldをするまでの手順をまとめておく。
けっこうはまった。ポイントは以下3点。
- requireするRubyファイルをディレクトリ指定しないと、みつけてくれない。
- アプリケーションをpushしているときに、CTRL+Cして止めると、その後のrsyncに失敗し、pushができなくなる。対処策がわからないので、アプリケーションを一度destroyして、再createする。
- Gemfileで指定したライブラリが、ちゃんとインスタンスにインストールされたか確認する。手動でgem installを実行することもできる。
手順は以下。
1. 作業用ディレクトリ(プロジェクト)を作り、アプリケーション定義ファイルを作る。
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2. アプリケーションrootディレクトリを作る。
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3. アプリケーションを作る。最低限作るファイルは、以下の3つ。
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4. rackの実行に必要な2つのディレクトリを作る。
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5. 以下のようなファイル配置になる。
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6. dotcloud内にアプリケーションを作る。
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7. アプリケーションを配信(push)する。
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8. gemのインストール状況を確認する。
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9. ブラウザで表示を確認する。
"hello world"が出力されれば成功。
2012年01月19日
dotCloudは、さまざまな言語の実行環境を提供するPaaSである。
Google AppEngineと比べると、遥かに多様な言語、データベース、フレームワークが提供されている。 その多様性が最大の優位点であるが、さらに以下の特徴がある。
- IaaSとPaaSの中間的な機能
- 操作がシンプル
1つ目の特徴は、このサービス自体がAmazonEC2のIaaS上で動作していることからきている。
GAEでもherokuでも、実行マシンはサービスに隠蔽されており、自分で作ったプログラムが動作しているOSのについて意識する必要がなかった。
それが、PaaS本来の目的でもあるからだ。
dotCloudでは、アプリケーションをdeployすると、EC2でインスタンスが作られ、その上でアプリが実行される。そして、そのインスタンスへのsshが許可されている。
そのため、ログの確認や、実行環境が自分の想定通りであるかなどを確認することができる。
もう一つの特徴が、dotCloudサービスの操作の簡単さである。 dotCloudを扱うコマンドは、基本的にただひとつ。dotcloudコマンドである。
インストールから、静的コンテンツのhello worldは、以下のとおり。
dotcloudコマンドのインストール
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APIキーを設定する
dotcloudコマンドを実行すると、APIキーが設定されていない場合に尋ねられる。
dotcloudのAPIキーは、wwwページにログインし、settingのページで表示される。
dotcloudコマンドでsetupサブコマンドを指定すると、再設定もできる。
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アプリケーション定義ファイルdotcloud.ymlを作る
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同じディレクトリにHTMLファイルを作る
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dotCloud内にアプリケーションを作る
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HTMLをインスタンスへpushする
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これで、表示されるURLにアクセスすると、ちゃんとHTMLが表示される。
その他の操作
アプリケーションの詳細情報は、以下のように取れる。
例は、wwwサービスだが、DBサービスをcreateすると、そのDBへの接続情報などもここで出るそうだ。
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アプリケーションの動作状況
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sshすると、こんなふうになる
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アプリケーションの削除
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消えたことを確認
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この操作のシンプルさは気に入った。 herokuがいまいちだったので、しばらく、これで遊んでみようと思う。