2005年08月08日
デコボココンビのスチュワーデス(いま時は適切な表現ではないのでしょうが)が、さまざまな謎に挑む短編集。
ユーモアミステリとタイトルにあるように、軽いタッチの話で、短編なので気楽に読めます。
きっと、エー子、ビー子ファンとかいそうですが、長編を読んでみたいものです。
『殺人現場は雲の上』東野圭吾/光文社文庫
ユーモアミステリとタイトルにあるように、軽いタッチの話で、短編なので気楽に読めます。
きっと、エー子、ビー子ファンとかいそうですが、長編を読んでみたいものです。
『殺人現場は雲の上』東野圭吾/光文社文庫
2005年08月06日
ナルニア国物語の第1巻。
じつは、この有名なお話を知ったのは、大学のころ。その頃からずっと読みたかったのですが機会がなく。
このほど、ディズニーが映画化するとのことで、重い腰をあげました。
紹介するまでもないでしょうが、その昔、なにかの本に書いてあった文章がずっと心にのこっているので、それを書いてお薦めとします。
「開けてみる価値のない衣装ダンスはない」
どこにかいてあったんでしょうねぇ。
ライオンと魔女新版(クライヴ・ステープルズ・ルーイス /瀬田貞二訳/岩波少年文庫)
じつは、この有名なお話を知ったのは、大学のころ。その頃からずっと読みたかったのですが機会がなく。
このほど、ディズニーが映画化するとのことで、重い腰をあげました。
紹介するまでもないでしょうが、その昔、なにかの本に書いてあった文章がずっと心にのこっているので、それを書いてお薦めとします。
「開けてみる価値のない衣装ダンスはない」
どこにかいてあったんでしょうねぇ。
ライオンと魔女新版(クライヴ・ステープルズ・ルーイス /瀬田貞二訳/岩波少年文庫)
2005年08月05日
物語は、ある名門劇団の練習場に忍び込んだ正体不明の男を、正当防衛とはいえ殺害してしまった事件から始まる。
はたしてこの男は何者なのか。
東野圭吾の作品に何度も登場する加賀刑事の若き日(?)の事件。
そして、加賀刑事の人間味あふれる淡い恋心を描いた恋愛モノでもある。
この作品は、なんといっても加賀刑事のかっこよさにつきますね。
あくまでもミステリで、謎解きなのですが、人間を描くミステリ作家東野圭吾としては、意欲作なのではないでしょうか。
眠りの森(講談社文庫/東野圭吾)
はたしてこの男は何者なのか。
東野圭吾の作品に何度も登場する加賀刑事の若き日(?)の事件。
そして、加賀刑事の人間味あふれる淡い恋心を描いた恋愛モノでもある。
この作品は、なんといっても加賀刑事のかっこよさにつきますね。
あくまでもミステリで、謎解きなのですが、人間を描くミステリ作家東野圭吾としては、意欲作なのではないでしょうか。
眠りの森(講談社文庫/東野圭吾)
2005年08月03日
東野圭吾の比較的初期のころの作品。
十字屋敷と呼ばれる建物内でおきた自殺、そして殺人の謎をといていくお話。
文章自体は、現在の作品からするといまいち洗練されてなく、ぐいぐい先を読みたくなる吸引力のようなものはないが、文中に人形である「ピエロ」の視点で描かれた情景描写があり、読者をミスリードするあたりの技法は秀逸。こうした叙述トリックと擬人化描写は、昔からうまかったんだなぁ。
やはりある作者を読みつくそうと思ったら、処女作から発表順に読んでいったほうが、楽しいですね。
十字屋敷のピエロ(講談社文庫/東野圭吾)
十字屋敷と呼ばれる建物内でおきた自殺、そして殺人の謎をといていくお話。
文章自体は、現在の作品からするといまいち洗練されてなく、ぐいぐい先を読みたくなる吸引力のようなものはないが、文中に人形である「ピエロ」の視点で描かれた情景描写があり、読者をミスリードするあたりの技法は秀逸。こうした叙述トリックと擬人化描写は、昔からうまかったんだなぁ。
やはりある作者を読みつくそうと思ったら、処女作から発表順に読んでいったほうが、楽しいですね。
十字屋敷のピエロ(講談社文庫/東野圭吾)